遅延が日常茶飯事の、ラッシュ時の某私鉄にて、駅到着のアナウンス。

「ただいまこの電車、○○駅にほぼ定刻に到着致しましたー」


なんですかその投げやり感。

日本の鉄道ってそうじゃないじゃん、1分とか遅れたら謝っとこうよ。
なにを諦めてるのよ。

都内の電車網、通勤ラッシュの時間帯に関してはほぼ通常運行で動いています。
というか、利用率を考えたら減らしようがない。

それ以外の時間帯では本数を減らしたり、車内の電気や空調を消したりという
諸々の対応が取られています。


一時期の混乱状態の際に言われたように、もともと1分も狂いなくダイヤ通りに
交通機関が動くなんて、日本くらいのものだし、今後更に制約が増えていくならば
互いに無理をせず、遅延も日常の一部として受け止めていくのも良いかもしれません。

ただし、その場合は企業も社会も全体でその感覚を共有したい。

「電車は時間通りに動かなくて当然だけれど、遅刻は数分でも許さない」みたいな
歪んだ風潮に進むことが、少し心配。