書店にて

店内BGMの緩やかなサウンドに、無意識のうちに引き付けられる。


その楽器が大好きだったし、
それと同時に、唯一、憎んだ。


なけなしの音楽の経験や知識は、その後の、たとえば進学や就職に
直接の影響などもたらしてはいないけれど。


努力すること、向き不向きもあること、それでも諦めないこと、
諦めないのは簡単じゃないこと、
そして
本当に努力すれば「何割分かは」きっと報われる、ことが多い、ということ。


今でも
懐かしい音色と共に思い出す。




…こういう文章を自己陶酔的でなく書くのは結構難しいな。